2026年10月17日土曜日

ソニーFGを13万株まで信用買い|長い低迷の中でナンピンし、最後にリカバリー

今回は、ソニーフィナンシャルグループの信用取引を振り返ります。

2025年12月に最初の3万株をいったん利確。

その後、2026年2月に158.2円で3万株を再び信用買いしたところから、長い低迷につき合うことになりました。

それでも、配当利回りの高さと金融事業への見方から悲観せず、140円前後から135円台までナンピンを継続。

最終的には信用建玉が13万株まで増えましたが、株価が戻ったところでまとめて返済しました。

今回一番難しかったのは、下落中に持ち続けることよりも、 株価が戻ったあと、どこまで利益を伸ばせるか だった気がします。

ソニーFGの信用取引を「再エントリー → 長期低迷 → ナンピン → リカバリー」の流れでまとめたものです。

最初の3万株はいったん利確

最初に信用買いしたのは2025年10月です。

154.9円で1万株を買い、その後145.4円で2万株を追加。

12月に151円台まで戻ったところで3万株を返済し、

実現利益 +77,397円

最初の取引では、下がったところで買い増したことがうまく機能し、比較的短期間で終了しています。

ここで一度、信用ポジションはなくなりました。

158.2円で再び3万株

2026年2月20日。

今度は、

158.2円で3万株

を信用買いしました。

しかし、その後の株価は低迷します。

その少し前の2月13日、ソニーFGは2026年3月期の経常利益予想を 1,220億円から790億円へ35.2%下方修正 していました。

主な理由は、ソニー生命がALMに基づいて債券ポートフォリオを組み替える中で、有価証券売却損の増加を見込んだことです。

参考: ソニーフィナンシャルグループ「業績予想の修正について」

さらに需給面でも重さがありました。

4月24日時点では信用買い残が約1億5,860万株、信用倍率も23.07倍まで上昇。

一方、7月3日には信用買い残が約1億125万株まで減少しています。

低迷期には大量の信用買い残が上値を重くしていた一方、戻り局面では需給の重さも少しずつ和らいでいたと見ています。

それでも買い下がった理由

ただ、自分はソニーFGそのものを悲観してはいませんでした。

業績予想は下方修正されましたが、同じ2月13日に期末配当予想は 3.5円から3.8円へ引き上げ られています。

参考: ソニーフィナンシャルグループ「配当予想の修正について」

さらにソニーFGは、株主還元について配当を重視し、安定的な配当成長を目指す方針を示しています。

自分としては、

「業績予想は悪化したが、金融事業や株主還元まで崩れたわけではない」

という見方でした。

もちろん、自分は下がった銘柄を何でもナンピンするわけではありません。

今回は、配当方針と金融事業への見方が崩れていないと判断したからこそ、下がったところで買い増しました。

140円前後から135円台まで買い下がる

5月以降は、140円前後から135円台まで断続的に買い増しました。

やっていたことはシンプルです。

下落する中で買い増し、平均買値を下げていく。

途中、139.2円で買った4万株については、購入資金ができたため現引きしました。

安い建値だったので、そのまま現物で保有してもよいと考えたためです。

チャートで見ると流れが分かりやすい

2025年12月の利確、2026年2月の再エントリー、その後のナンピンと7月の返済をプロットしたチャートです。

チャートを見ると、今回の取引はかなり分かりやすいです。

2025年12月に一度利確したあと、2026年2月に再びポジションを取ります。

そこから数か月低迷する中でナンピンを続け、7月に株価が146.4円まで戻ったところで信用13万株をまとめて返済しました。

高いところで入り、その後の下落で平均買値を下げ、最後の戻りでリカバリーした。

今回の取引は、ほぼこの一言に集約できます。

13万株を146.4円で返済

7月2日。

株価が146.4円まで戻ったところで、

信用13万株をすべて返済しました。

2月から4か月以上かかりましたが、その間に買い増したことで平均買値を下げることができました。

この13万株の取引は、

実現利益 +229,731円

で終了しました。

さらに6月には、信用建玉に対する配当金として、 96,540円 も受け取っています。

配当利回りを理由の一つとして持ち続けていたので、実際に配当が入ったことも、低迷局面で保有を続ける支えになりました。

その後、8月にも短期売買

7月に13万株を返済したあと、8月には3万株を短期で売買し、 +174,471円 の利益となりました。

こちらは、それまでの長い取引とは違い、短期間で完結しています。

信用取引の売買益は65万2,011円

返済時期 実現損益
2025年12月 +77,397円
2026年6月 +170,412円
2026年7月 +229,731円
2026年8月 +174,471円
合計 +652,011円

さらに信用建玉に対する配当金、

+96,540円

を合わせると、

売買益+配当金 合計 +748,551円

となりました。

難しかったのは、戻ったあと

今回については、信用建玉が13万株まで増えたこと自体を大きな反省点とは考えていません。

信用余力から見れば、まだ余裕を持って保有できる範囲でした。

むしろ気になったのは、

146.4円で少し早めに利益確定したことです。

長く含み損だったポジションがようやくプラスに戻ると、「ここで一度終わらせたい」という気持ちが強くなります。

今回もそうでした。

146.4円で13万株を返済したあと、株価はさらに上昇しています。

もう少し待てていれば、利益を伸ばすことはできました。

ただ、これは結果を知っている今だから言える話です。

その時点では、数か月続いた含み損から抜け出し、大きなポジションをプラスで整理できる場面でした。

そこで利益を確定した判断自体が間違っていたとは思っていません。

今回改めて感じたのは、

含み損に耐えること以上に、含み損が解消したあと、どこまで利益を伸ばせるかの判断が難しい。

まとめ

ソニーFGでは、一度利確したあと158.2円で再び買ったところから、長い低迷につき合うことになりました。

その間にナンピンを続けて平均買値を下げ、最終的には146.4円で13万株を返済。

信用取引の売買益は+652,011円、配当金を含めると+748,551円となりました。

今回特に印象に残ったのは、含み損が解消したあと、どこまで利益を伸ばすかという判断です。

損失に耐えることと同じくらい、利益を伸ばすまで待つことも難しい。

今回の取引では、そこを改めて感じました。

``` 画像の配置は、**要約画像を冒頭の導入直後、売買履歴をプロットしたチャートをナンピン説明の直後**にしています。この順番なら、最初に記事全体の流れを視覚的に理解してもらい、後半で実際の株価と売買ポイントを確認できるので、2枚の画像の役割も重複しにくい構成です。

2026年10月14日水曜日

村田製作所と太陽誘電、その後|高値で売った2銘柄を下落後に買い直した話

以前の記事で、村田製作所と太陽誘電の現物株を売却した話を書きました。

村田製作所は300株を10,735円で売却。
太陽誘電も300株を平均約15,742円で売却しています。

どちらも5月から株価が急騰し、自分としては上昇スピードが速すぎると感じたため、一度利益を確定しました。

ただし、この2銘柄への投資を終えるつもりはありませんでした。

前回の記事でも書いた通り、株価が落ち着けば再び現物を買い戻すことは、最初から基本路線でした。

その後、株価はさらに上昇しましたが、最終的には大きく下落。8月末から9月にかけて、実際に両銘柄を買い直すことができました。

今回は、その一連の流れを振り返ります。

村田製作所と太陽誘電の売却から買い戻しまでの流れを整理

本当は5月の急騰前まで待ちたかった

買い戻すつもりだったとはいえ、売却後すぐに買い直そうとしていたわけではありません。

自分の中で一つの目安にしていたのが、5月ごろに急騰が始まる前の株価水準でした。

そこまで戻れば、かなり買いやすい。当初はそう考えていました。

ところが、村田製作所も太陽誘電も、その後大きく下落したものの、急騰前の水準までは戻りませんでした。

さらに下がるのを待つこともできます。

一方で、自分の希望価格だけを待っていると、そのまま反発して買い戻せなくなることもあります。

そこで今回は、「理想の価格ではないが、売却価格から見れば十分に下がった」と判断し、買い戻しを始めました。

底値を当てにいくのではなく、再び保有してもよいと思える水準まで下がったところで動いた形です。

太陽誘電|約15,742円で売却、9,000円前後で買い直す

まず太陽誘電です。

6月1日に、現物300株を平均約15,742円で売却しました。

その後の値動きを見ると、売却したところが天井だったわけではありません。

太陽誘電:6月1日の現物売却と、8月末以降の買い戻しポイント

6月以降も上昇は続き、7月には一時2万円を大きく超えるところまで上がりました。

あそこまで上昇することまでは想定していませんでした。

ただ、当時はすでに株価の上がり方をバブル的なものと見ていたため、現物売却後の上昇局面では空売りで対応しています。

太陽誘電では、その空売りでも十分な利益を得ることができました。

この取引については別記事ですでに詳しく書いているので、ここでは触れる程度にします。

今回の本題は、その後です。

7月以降、株価は大きく下落。8月31日には500株を平均約9,253円で信用買いしました。

さらに9月11日には8,800円台まで下がったところで500株を追加しています。

その後は一部を短期で利益確定しながらポジションを整理し、最終的に300株を8,873円で現引きしました。

つまり、

300株を約15,742円で売却
→ 300株を8,873円で再び現物保有

という形です。

前回売却した300株と同じ株数を、かなり低い価格帯で持ち直すことができました。

村田製作所|10,735円で売却、7,000円前後から買い戻す

村田製作所も流れはほぼ同じです。

6月1日に現物300株を10,735円で売却。実現利益は約264万円でした。

村田製作所:6月1日の現物売却と、8月末以降の買い戻しポイント

売却後も株価は上昇しましたが、こちらも過熱と見て、一時は空売りで対応しています。

その後、株価は下落。8月31日に1,000株、9月2日に500株を信用買いしました。

合計1,500株で、平均買値は約7,045円です。

本来はもう少し下の価格を想定していましたが、10,735円で売った株が7,000円前後まで下がれば、自分としては十分に買い直せる水準でした。

その後、1,100株は9月10日に返済売り。約6万9,000円の利益になっています。

残った400株は現引きしました。

結果として、

300株を10,735円で売却
→ 400株を6,888円で現物保有

となりました。

売却後はさらに上昇。それでも買い戻さなかった

今回、チャートを見直して改めて感じるのは、6月に現物を売却したあとも両銘柄がかなり上昇したことです。

特に太陽誘電の上昇は、自分の想定を大きく超えていました。

ただ、そこで現物を買い戻そうとは考えませんでした。

株価の上がり方そのものを過熱と見ていたため、上昇局面では空売りで対応。そして上昇が一巡し、株価が大きく下がってから、当初から考えていた現物の買い戻しに切り替えました。

結果として、

現物を売る → 上昇局面では売りで対応 → 下落後に現物を買い戻す

という流れになりました。

もちろん、最初からすべてを狙い通りにできたわけではありません。特に上昇幅については予想以上でした。

理想価格を待たずに買った理由

本来狙っていたのは、5月の急騰前の水準でした。

しかし、そこまでは下がりませんでした。

村田製作所は10,735円から7,000円前後。
太陽誘電は約15,742円から9,000円前後。

売却価格から見れば、すでにかなり下がっています。

それでも、「もう少し下がるかもしれない」と待ち続ければ、そのまま反発してしまう可能性もあります。

そこで今回は、完璧な価格を狙うより、再び持ってもよいと思える水準で実際に買うことを優先しました。

一度売ったから終わりではありません。会社そのものに弱気になったわけでなければ、価格が変わればまた買う。今回の2銘柄は、その考え方がそのまま出た取引でした。

もちろん、底値を当てたわけではない

結果だけを見ると、「高く売って、安く買い戻した」というきれいな取引に見えます。

ただ、実際にはそれほど単純ではありません。

買い戻した価格が底値だったわけではありませんし、太陽誘電では途中で現物200株を売却した取引で損失も出ています。

今回うまくいったと思えるのは、天井と底を当てたことではなく、高いと感じた時にはいったん売り、再び持ってもよい水準まで下がった時に買い直せたことです。

まとめ

村田製作所と太陽誘電は、6月に現物株を売却しました。

どちらも買い戻すことは最初から基本路線でした。

本来狙っていた5月の急騰前までは下がりませんでしたが、売却価格から十分に下がったところで買い戻しています。

最終的には、

村田製作所
300株売却 → 400株を現物保有

太陽誘電
300株売却 → 300株を現物保有

となりました。

前回の記事で書いた「いずれ買い戻したい」を、今回は実際の売買として実行できました。

売ったから終わりではなく、価格が変わればまた買う。今回は、その方針を形にできた取引でした。

```

2026年10月11日日曜日

億り人の全トレード履歴|主要銘柄の売買記録まとめ

このブログでは、実際に売買した銘柄について、購入からナンピン、信用取引、現引き、利益確定までを記録しています。

うまくいった取引だけではありません。

含み損が膨らんだ取引、ポジションを増やしすぎた取引、早く売りすぎた取引なども含め、 その時に何を考えて売買したのかをできるだけ残しています。

このページについて
このページは、これまで公開してきた主要銘柄の売買記録をまとめた入口です。
気になる銘柄から各シリーズをご覧ください。

まずは資産形成の全体像から

投資歴30年の資産形成をまとめました

このブログでは個別銘柄の売買を中心に記録していますが、それらの取引はすべて、長い資産形成の一部でもあります。

米国株から日本株へ投資対象を広げ、配当を受け取りながら、信用取引で得た利益の一部を現引きして現物株へ移してきました。

個別の売買記録に入る前に、これまでどのように資産形成を続けてきたのかをまとめた記事も作成しています。

主なテーマ: 投資歴30年/米国株/日本株/配当/信用取引/現引き/資産形成

→ 投資歴30年の資産形成史まとめを読む


レーザーテック

大きな含み損から利益確定まで

信用買いでポジションを増やし、下落局面ではナンピン。 途中ではかなり大きな含み損を抱えましたが、現引きも使いながら保有を続け、その後の上昇局面で利益確定しました。

2026年1月だけでも約944万円の実現利益となった、自分の売買の中でも特に大きな取引です。

主なテーマ: 信用買い/ナンピン/現引き/含み損/利益確定

→ レーザーテックの売買記録を読む


東京エレクトロン

下落中に買い増したものの、上昇前に売却

2022年の下落局面で買い増しを続けました。 半導体サイクルはいずれ回復すると考えていましたが、含み損が解消したところで業績見通しの悪化を見て売却しました。

その後、株価は大きく上昇。 利益にはなりましたが、「利益が出たから売る」と「その後の成長をどう見るか」を考えさせられた取引です。

主なテーマ: 半導体株/ナンピン/利益確定/早売り/売却後の上昇

→ 東京エレクトロン 第1部を読む
→ 東京エレクトロン 第2部を読む


NTT

36万株まで膨らんだ信用買い

160円割れを割安と考えて買い始めましたが、その後も株価は下落。 ナンピンを重ねた結果、信用ポジションは最大36万株まで膨らみました。

最終的には平均単価を下げて全株返済しましたが、2年近い取引となり、信用金利の負担も大きくなりました。

主なテーマ: 36万株/信用買い/ナンピン/長期信用取引/信用金利

→ NTT 第1部を読む
→ NTT 第2部を読む
→ NTT 第3部を読む


日本郵船

海運株を何度も売買した記録

日本郵船では、株価や業績を見ながら信用取引を繰り返しました。

利益確定できた一方で、売却時期を少しずらしていれば利益額が大きく変わっていた取引でもあります。 配当や信用金利も含め、単純な売買益だけでは判断しにくかった取引でした。

主なテーマ: 海運株/信用取引/配当/利益確定/売却タイミング

→ 日本郵船 第1部を読む
→ 日本郵船 第2部を読む


太陽誘電

信用買いだけでなく、信用売りでも利益

2026年6〜7月の利益を大きく押し上げた銘柄です。

買いポジションの利益確定だけでなく、株価下落局面では信用売りも行いました。 自分の売買が信用買い中心から、状況によって信用売りも使うようになった時期を象徴する銘柄でもあります。

主なテーマ: 電子部品/信用買い/信用売り/短期売買

→ 太陽誘電の売買記録を読む


三社電機製作所

長い含み損からようやく利益確定

購入後に株価が下落し、長期間にわたって含み損を抱えた銘柄です。

それでも保有を続け、2026年の上昇局面で最終的に利益確定しました。 「含み損でも持ち続ける」という自分の投資スタイルが強く出た取引です。

主なテーマ: 小型株/長期保有/含み損/利益確定

→ 三社電機製作所 第1部を読む
→ 三社電機製作所 第2部を読む


メガバンク

長期保有しながら信用でも売買

三井住友FG、三菱UFJFG、みずほFGは、現物では長期保有している主力銘柄です。

一方で、信用取引では短期売買も行っています。 現物では保有を続けながら、信用では買ったり売ったりするという、自分の投資スタイルが分かりやすく出ている銘柄群です。

主なテーマ: 三井住友FG/三菱UFJFG/みずほFG/長期保有/信用取引

→ メガバンクの売買記録を読む


JT

減配から増配まで持ち続けた長期保有株

JTは短期売買というより、長期保有の記録です。

購入翌年に減配を経験しましたが、その後も保有を継続。 業績回復とともに配当も回復し、自分の配当収入を支える主要銘柄の一つになっています。

主なテーマ: 高配当株/減配/増配/長期保有

→ JT 第1部を読む
→ JT 第2部を読む

このブログで残しているもの

自分の売買では、 下落した銘柄を買い、さらに下がれば買い増し、戻ったところで利益確定する という取引が多くあります。

うまくいけば大きな利益になりますが、NTTのようにポジションが大きくなりすぎたり、 レーザーテックのように大きな含み損を抱えたりすることもあります。

売買記録で残したいこと

・なぜ買ったのか
・途中でどうなったのか
・なぜ売ったのか
・振り返って何がまずかったのか

結果だけではなく、その途中で何を考え、どこで判断を誤ったのかまで残していくつもりです。

今後、新しいシリーズ記事を作成した際には、このページにも順次追加していきます。

2026年10月8日木曜日

2026年の実現利益が1億円を突破|信用取引中心で積み上げた9か月を振り返る

2026年の実現利益が、ついに1億円を超えました。

野村證券からダウンロードした「特定口座譲渡益税履歴」を確認すると、2026年の年間損益額は、

2026年の年間実現利益
+100,643,377円

約1億64万円です。

ただ、この1億円には一つ特徴があります。

今年の利益は、保有していた現物株を大量に売却して作ったものではありません。

中心になったのは信用取引による売買益です。加えて、信用買いポジションを保有していたことで受け取った配当調整金があります。

現物株の売却もゼロではありません。太陽誘電や村田製作所など、一部の銘柄では現物株も売却しています。

ただし、年間1億円という利益全体から見ると例外的で、中心はあくまで信用取引による売買益でした。

なお、太陽誘電や村田製作所の売買については、別記事で詳しく振り返っています。

→ 太陽誘電の売買記録はこちら
→ 村田製作所の売買記録はこちら

今回は、2026年1月から9月までの利益を月別に振り返りながら、どの月・どの銘柄で利益が大きく伸びたのかを整理してみます。

まずは月別の実現利益

2026年の月別損益を並べると、こうなります。

月 実現損益
1月 +12,500,571円
2月 +5,648,264円
3月 +4,695,042円
4月 +5,002,942円
5月 +16,212,753円
6月 +26,014,097円
7月 +16,671,097円
8月 +7,659,339円
9月 +6,239,272円
合計 +100,643,377円

※棒グラフが月間実現利益、折れ線が年初からの累計実現利益です。

グラフにすると、利益の波はかなり大きいです。

1月は約1,250万円。

2月から4月は400万〜500万円台まで落ち着き、その後5月に約1,621万円、6月には約2,601万円まで急増しました。

7月も約1,667万円と高水準です。

一方、8月と9月は600万〜700万円台。

月別で見えてくること
毎月同じペースで利益を積み上げたわけではありません。
大きく取れた月が、年間損益を一気に押し上げた形です。

1月はレーザーテックが大きく貢献

1月の実現利益は、

+12,500,571円

でした。

主な利益貢献は、

  • レーザーテック:約944万円
  • SUMCO:約83万円
  • 大阪チタニウム:約72万円
  • 東京エレクトロン:約45万円

レーザーテックだけで、1月の利益の大半を占めています。

年初から大きな利益になりましたが、実態を見ると、複数銘柄で均等に積み上げたというより、レーザーテックの大きな利益確定が効いた月でした。

2月〜4月はいったん落ち着く

2月は約565万円、3月は約470万円、4月は約500万円でした。

1月ほど大きな利確はなく、利益はいったん落ち着きます。

この期間は、利益確定よりも、信用ポジションの入れ替えや積み上げが目立った時期でした。

5月は複数銘柄から利益を積み上げた

5月の実現利益は、

+16,212,753円

でした。

主な利益貢献は、

  • ソフトバンクグループ:約433万円
  • 三井住友トラストグループ:約210万円
  • 三社電機製作所:約139万円
  • みずほFG:約109万円
  • MUFG:約89万円

1月とは少し性格が違います。

1月はレーザーテック1銘柄の影響が非常に大きかったのに対して、5月は複数銘柄から利益が積み上がりました。

信用取引による利益が幅広い銘柄から出た月です。

6月は約2,600万円、今年最大の利益

2026年で最も利益が大きかったのが6月です。

+26,014,097円

1か月だけで2,600万円を超えています。

主な利益貢献は、

  • 太陽誘電:約1,205万円
  • キオクシア:約416万円
  • 村田製作所:約319万円
  • INPEX:約80万円
  • いよぎんHD:約69万円
  • アドバンテスト:約59万円

特に、太陽誘電、キオクシア、村田製作所の3銘柄だけで約1,940万円あります。

6月の利益の大半が、この3銘柄に集中していました。

なお、この月は太陽誘電や村田製作所の現物売却も含まれています。詳細は別記事で振り返っています。

→ 太陽誘電の売買記録はこちら
→ 村田製作所の売買記録はこちら

信用ポジションの配当調整金も約287万円

今年の利益を見るうえで、もう一つ外せないのが信用買いの配当調整金です。

1月から8月までに確認できた金額は、

+2,867,168円

でした。

現物株の配当金は含めていません。

特に大きかったのは6月の約189万円と、7月の約66万円です。

売買差益だけでなく、信用ポジションを保有していたことで発生した収益も、今年の利益の一部になりました。

7月は6月の流れが続いた

7月の実現利益は、

+16,671,097円

でした。

6月ほどではありませんが、引き続き高水準です。

特に目立ったのは、

  • 太陽誘電:約502万円
  • キオクシア:約174万円

6月に大きく利益へ貢献した2銘柄が、7月にも引き続き利益を押し上げました。

そのほか、三光合成、東京エレクトロン、トヨタ、ソフトバンクグループなどでも利益が出ています。

5月から7月までの3か月だけで、実現利益は約5,890万円。

年間1億円のかなりの部分が、この3か月に集中しました。

8月末で約9,440万円、9月に1億円を突破

8月の実現利益は、

+7,659,339円

でした。

この時点で年間累計は、

+94,404,105円

です。

そして9月の実現利益は、

+6,239,272円

9月で最も大きく貢献したのがソフトバンクグループでした。

利益は約481万円。

この利益などが加わり、年間損益は、

+100,643,377円

となりました。

結果として、1億円突破です。

ここで重要なのは、1億円まであと少しだから何かを売ったわけではないということです。

これまで通り信用取引を続け、その中で利益が積み上がり、結果として1億円を超えました。

現物を大きく売らずに1億円へ

今回、改めて売買履歴を整理していて、一番特徴的だと感じたのはここです。

2026年の年間実現利益は1億円を超えました。

しかし、資産形成の中心となっている現物株を大きく取り崩したわけではありません。

1億円の利益を作った中心
・信用取引による売買益
・信用買いポジションからの配当調整金
・現物売却は太陽誘電や村田製作所など一部のみ

現物株は基本的に保有を続けながら、信用取引で利益を出す。

今年は、自分がこれまで続けてきたこのスタイルが、数字としてかなり大きく表れた年になりました。

信用取引のリスク
信用取引のポジションが大きくなれば、相場急落時のリスクも大きくなります。利益が1億円になったことと、取っていたリスクの大きさは分けて考える必要があります。

※2026年1月〜9月の実現利益と、利益の構成をまとめたものです。

1億円を超えて感じたこと

野村證券の年間損益額を見ると、

  • 2023年:14,527,908円
  • 2024年:22,140,846円
  • 2025年:25,737,549円
  • 2026年:100,643,377円

2023年から2025年までも利益は増えていましたが、2026年は明らかに一段違います。

ただ、自分の投資技術が急に何倍にもなったとは考えていません。

今年は、レーザーテック、太陽誘電、キオクシア、ソフトバンクグループなど、大きく値動きする銘柄で利益を取れたことに加え、相場環境やポジションサイズなど、複数の条件が重なりました。

今回の振り返り
「今年1億円だったから、来年も同じようにできる」とは考えない。
大きな利益が出た年ほど、再現性と取っていたリスクを分けて考える必要があると思っています。

まとめ

2026年の年間実現利益は、

+100,643,377円

となりました。

初めての1億円突破です。

その中身は、基本的に信用取引による売買益と、信用ポジションの配当調整金でした。

そして月別に見ると、利益はかなり偏っています。

特に5月から7月に大きく増え、6月だけで約2,600万円。

1月にはレーザーテック、6〜7月には太陽誘電やキオクシア、9月にはソフトバンクグループが大きく利益に貢献しました。

結果として1億円には到達しましたが、これを毎年再現できるとは考えていません。

むしろ今後振り返るべきなのは、

どれだけ利益が出たかより、その利益を得るためにどれだけの信用ポジションを持ち、どれだけのリスクを取っていたのか。

そこだと思っています。

今年の売買履歴は、利益だけでなく、自分の信用取引の使い方を振り返る材料としても残しておきたいと思います。

2026年10月6日火曜日

メガバンク決算の読み方まとめ|3行の稼ぎ方と、増資・EPSから見る銀行株

このページでは、三菱UFJ・三井住友・みずほの決算を読むシリーズ全4回を紹介します。

テーマは、3行の利益構造、三菱UFJとMorgan Stanleyの関係、そして金融危機後の増資と1株当たりの利益です。

自分はリーマン・ショック前からメガバンク株を保有し、その後の下落と長い低迷も経験してきました。このシリーズでは、その経験も交えながら、保有株の中身を整理しています。

各記事は2026年5月に執筆したもので、2026年3月期決算と当時の株価・会社予想をもとにしています。

気になるテーマから読むなら

順番に読むと、利益の生み方から、1株当たりの利益と株価の関係へつながります。

第1回|利益額だけでは見えない、3行の稼ぎ方

2026年3月期決算を、純利益の大きさだけでなく、その中身から比較します。

三菱UFJのMorgan Stanleyを中心とした持分法利益、三井住友の国内資金利益、みずほの収益改善に注目。経費、貸し倒れに備える与信関係費用、債券売却による損益も見ていきます。

どこで稼ぎ、どのようなコストを負担して、最終利益を残したのか。

メガバンクの決算で、まず何を見ればよいかを整理した、シリーズの入口です。

▶ 第1回の記事を読む

第2回|三菱UFJとMorgan Stanley、利益の源泉をたどる

三菱UFJの利益を理解するうえで重要なMorgan Stanley。その関係は、2008年の金融危機の中で行った90億ドルの出資から始まりました。

第2回では、信用不安が広がる中での交渉、株価急落を受けた出資条件の見直し、そして「90億ドルの小切手」という異例のエピソードをたどります。

危機の中の判断が、その後の利益にどうつながったのか。

出資の成果と、米国金融の業績に影響を受ける面を合わせて読む回です。

▶ 第2回の記事を読む

第3回|3行の大増資と、EPSが薄まる仕組み

金融危機後、3メガバンクはいずれも大規模な増資を行いました。

第3回では、2008~2010年の各行の増資の経緯を比較し、株数の増加がEPS(1株当たりの利益)に与える影響を整理します。

銀行の安全性を高める増資が、既存株主にはどのような負担になったのか。

「景気が戻れば株価も戻る」と考えて保有していた自分の経験を振り返りながら、増資と希薄化の仕組みを見ていきます。

▶ 第3回の記事を読む

最終回|みずほは、過去の株価に戻っていないから割安なのか

最終回では、2026年5月の記事執筆時点で、みずほが2006年当時の株価水準に届かなかった背景を、EPSとPER(株価収益率)から考えます。

第3回で整理した増資の影響を踏まえ、株式分割・併合を調整した1株当たりの利益を3行で比較します。

過去の株価に戻っていないことと、今の利益に対して割安であることは、同じなのか。

利益とPERを一定と仮定した自社株買いの試算も交え、EPSの回復に必要な利益成長と株主還元を考えます。

▶ 最終回の記事を読む

保有株を、1株当たりの視点でも見る

このシリーズを通じて、自分が改めて確認したいと思ったのは、利益の源泉と、1株当たりの利益の変化です。

長く保有してきた銀行株だからこそ、好決算や増配の背景にある収益構造と資本政策も見ていきたいと思っています。

2026年10月5日月曜日

投資歴30年の資産形成史まとめ|米国株から日本株、配当と現引きで資産を積み上げた道のり

この記事では、米国株で日本株投資の原資を作った時代から、メガバンクの長期保有、信用取引、配当と利益を使った現引きまで、私の資産形成史を全7回の記事で紹介します。

投資を始めたのは1996年。最初から今の投資スタイルだったわけではなく、運用先や資金の使い方を変えながら、現在の保有資産につながっていきました。

「なぜ米国株から日本株へ移ったのか」「配当や売買利益をどう保有株として残したのか」。個別銘柄の売買記録だけでは見えにくい、資産形成全体の流れをまとめています。

資産形成の流れと、各記事でわかること

主な時期・位置づけ 記事 この回でわかること
2001年〜2019年ごろ ① 米国株時代 日本株投資の原資を育てた経緯
2019年〜2020年ごろ ② 日本株への資金移動 米国株で作った資金を日本株へ移した理由
2020年前後〜2021年ごろ ③ メガバンクの買い増し 移した資金で日本株の保有を厚くした転換点
その後の長期保有 ④ メガバンクが資産の柱へ 配当目的の保有が資産形成に果たした役割
2021年以降の運用 ⑤ 信用取引の拡大とリスク 現物株を担保に取引を広げた経緯と危うさ
配当・利確益の再投資 ⑥ 現物資産への積み上げ 利益を現引きの原資にした仕組み
補足編:2021年の転機 ⑦ 信用金利0.5% 信用取引の使い方が変わった背景

※時期は資産形成の大まかな目安です。日本株と米国株、現物投資と信用取引は並行して行っていた期間もあります。

読み方のご案内

初めて読む方は①から順番にどうぞ。配当と長期保有に関心がある方は③・④、信用取引と現引きに関心がある方は⑤〜⑦からでも読めます。

① 日本株投資の原資を育てた米国株時代

2001年に始めた米国株投資は、後の日本株投資の原資になりました。MicrosoftやPfizerなどの米国株、海外ETFを保有していた時代です。

この回では、米国株で資金を育てた経緯と、その資金が現在の日本株資産につながる出発点になったことを振り返ります。

投資歴30年の資産形成史①|日本株投資の原資を作ってくれた米国株時代

② 米国株で作った資金を、なぜ日本株へ移したのか

2019年から2020年ごろにかけて、米国株を売却し、日本株へ資金を振り向けていきました。

米国株を持ち続ける選択肢もある中で、なぜ運用先を変えたのか。この回では、資金を移した理由を振り返ります。日本株の購入記録を読む前に、その原資がどこから来たのかを知るための回です。

投資歴30年の資産形成史②|米国株で作った資金を日本株へ移した理由

③ 移した資金で、メガバンクの保有を厚くした

日本株へ移した資金の重要な投資先になったのが、メガバンクでした。2021年には、三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGを中心とする保有構成が固まってきます。

②が「資金を移した理由」なら、③は「移した資金を何に投じたか」。メガバンクの買い増しが、日本株資産の土台を作った転換点を扱います。

投資歴30年の資産形成史③|米国株資金でメガバンクを買い増した転換点

④ 配当目的の保有が、日本株資産の柱になった

買い増したメガバンク株を、その後どう持ち続けたのか。③の購入・買い増しに続き、④では長期保有の結果を振り返ります。

配当を目的に持っていた株が、資産全体の中で大きな存在になっていく過程がテーマです。一方で、同じ業種への集中が強まった点も、資産が増えた結果と合わせて考える必要があります。

投資歴30年の資産形成史④|配当目的のメガバンク株が日本株資産の柱になった

⑤ 現物株を担保に、信用取引を広げた経緯とリスク

2021年に野村證券で信用取引を本格化させ、現物株を担保に売買するスタイルが広がりました。信用取引自体は、それ以前から行っていました。

この回では、現物資産を土台に取引が広がった経緯と、その裏側にあったリスクを振り返ります。現物株と信用買いの両方が下がれば、資産の減少と担保余力の低下が重なる。この危うさも、資産形成史の一部です。

投資歴30年の資産形成史⑤|現物資産を土台に広がった信用取引、その裏にあったリスク

⑥ 配当と信用利益を、どう現物株として残したのか

配当や信用取引の利確益は、現引きの原資にもなりました。現引きとは、信用買いした株の購入代金を払い、現物株として保有することです。

⑤が「取引の広がりとリスク」なら、⑥は「得た資金の使い道」。利益を現物株に変えて残す仕組みを振り返ります。現引き自体で利益が増えるわけではなく、保有方法を変えるために資金を使います。

投資歴30年の資産形成史⑥|配当と信用利益は、どう現物資産へ変わったのか

⑦ 補足編|信用金利0.5%が、取引の使い方を変えた

最後は2021年の転機に戻り、野村證券で信用金利0.5%を利用していた時期を振り返ります。0.5%は当時の条件です。

⑤・⑥の運用が広がった背景として、金利条件が信用取引の使い方にどう関わったのかを扱います。金利負担が軽くても、株価下落や建玉を大きくしすぎるリスクは残ります。

投資歴30年の資産形成史⑦|野村の信用金利0.5%で、信用取引の使い方が変わった

資産の積み上げと、途中で取ったリスクを記録する

米国株で原資を育て、日本株へ移し、配当と利確益を現物株に変えて残す。今の資産は、こうした積み重ねにつながっています。

ただし、その時々に先の展開まで分かっていたわけではありません。長期保有が報われた一方で、集中投資や信用取引には危うい面もありました。資産が増えた結果と、途中の判断の妥当性は、分けて振り返りたいと思います。

個別銘柄での買い増し、利確、現引きの具体的な記録は、「億り人の全トレード履歴|主要銘柄の売買記録まとめ」からご覧ください。

2026年10月3日土曜日

太陽誘電の売買記録まとめ|決算後の急落買いから、信用売りでヒヤリとするまで

太陽誘電 売買記録まとめ

太陽誘電の売買記録を、全5記事にまとめています。

2024年11月の決算後急落で始めた信用買いから、現物購入、利確と現引きによる300株保有、2026年の急騰後の現物売却、そして初めての信用売りまで。一連の取引を、当時の判断と反省を交えて振り返りました。

シリーズで扱った取引の実現利益は、合計約1,206万円。
一方で、購入後の含み損や、信用売りのポジションを大きくしすぎてヒヤリとした場面も記録しています。

この記事では、各回の内容と読みどころを紹介します。売買の流れを追いたい方は①から、気になる場面がある方は各記事のリンクからご覧ください。

太陽誘電の売買の流れ

記事 主な場面 結果・振り返り
① 決算後の急落で1,000株を信用買い 購入後も下落。買うタイミングが早かった
② 現物200株を購入し、信用900株を利確。100株を現引き 約28万円の利益と、現物300株の保有へ
③ 急騰後に現物300株を売却 約405万円の利益。ただし売却後も上昇
④ 現物売却後、初めての信用売り 約518万円の利益。途中では含み益を取り逃した
⑤ 信用売りのポジションを拡大 約256万円の利益。一方で大きな含み損を経験

※「現引き」は、信用買いした株の代金を支払い、現物株として保有することです。「信用売り」は、株を借りて売り、後で買い戻す取引です。売値と買い戻し価格の差額から、手数料などの費用を差し引いたものが損益になります。

※利益は売買履歴データの実現損益によるもので、配当金は含みません。合計はこの5記事の対象取引に限り、その後の取引は含めていません。各回の金額は丸めているため、表の合計とは差があります。

① 決算後の急落を拾ったが、買いは早かった

村田製作所の決算跨ぎで下落を受けた経験から、今回は決算発表後に売られたところを買おうと考えました。

2024年11月8日、太陽誘電を約2,343円で1,000株信用買い。しかし株価はすぐには戻らず、その後もしばらく含み損を抱えます。

反省したのは、1,000株という株数よりも買うタイミングでした。悪材料が出た後でも、売りが落ち着くまでには時間がかかる。シリーズの出発点となった判断を振り返っています。

太陽誘電①|決算後急落を拾ったが、買いのタイミングは早かった

② 利確と現引きで、現物300株を残す

含み損の間に、配当金を原資として現物200株を購入しました。

その後の反発で信用買い900株を利確し、残り100株を現引き。約28万円の利益を確定しながら、現物300株を残す形に整理できました。

最初の買いは早かったものの、その後の出口には納得感がありました。信用取引を利益確定だけで終わらせず、現物保有につなげた経緯をまとめています。

太陽誘電②|現物購入と利確、現引きで300株保有にした話

③ 売る予定のなかった300株を、急騰後に売却

現物300株は、当初は長く持つつもりでした。

しかし、2026年5月後半から株価が急騰。当時の私は、上昇の勢いとPERの高さに強い割高感を覚え、6月1日に300株をすべて売却しました。

利益は約405万円。ただ、株価は売却後も上昇します。

利益確定できた一方で、全株を一度に売る必要があったのか。100株だけ残す選択肢はなかったのか。売却を決めた理由と、売り方に残った反省を振り返っています。

太陽誘電③|急騰後に現物300株を売却した理由

④ 現物売却後、初めて信用売りに挑戦

売った後も上がる株価を見て、買い直すよりも「さすがに上がりすぎではないか」と考えました。

そこで、普段の信用買いとは逆に、信用売りで反動安を狙います。6月2日から12日までの取引では、約518万円の利益になりました。

ただし、一度出た含み益を確定できず、含み損へ転じた場面もあります。追加売りが結果的に利益につながりましたが、途中経過には危うさがありました。

太陽誘電④|初めての信用売りがうまくいった話

⑤ 成功のあと、売り建てを大きくしすぎた

最初の信用売りで利益が出たことで、警戒心が弱くなりました。

6月15日には、追加売りを重ねて2,500株まで拡大。翌日の急騰で含み損が大きく膨らみ、久しぶりに金額を見て震える状況になりました。

最終的には下落を待って利益確定でき、この回の取引も約256万円の利益です。それでも、ポジション管理には大きな反省が残りました。

「高すぎると思うこと」と「売り建てたまま上昇に耐えられること」は別でした。

利益が出たことで、どこまで警戒心が薄れていたのか。このシリーズで最も危なかった場面を振り返っています。

太陽誘電⑤|信用売りのポジションを大きくしすぎてヒヤリとした話

気になる場面からご覧ください

太陽誘電は大きな利益を得た一方、買うタイミングや売却の仕方、信用売りのポジション管理に反省が残った銘柄です。

買いから現物保有への流れは①・②、急騰後の売却判断は③、信用売りの成功と危うさは④・⑤で詳しく紹介しています。

2026年8月の株式売買益は約727万円|決算急落銘柄を拾えた前半、失速した後半

2026年8月の売買実績を振り返ります。

7月は37銘柄を売買し、実現損益は約1,535万円となりました。

8月の実現利益は、

7,271,187円。

約727万円です。

7月と比べると、利益額は半分以下になりました。

それでも、三井住友FGや三菱UFJを中心に、商社、自動車、半導体・電子部品関連など、幅広い銘柄で利益を確定しています。

利益を出した銘柄は34銘柄でした。

そして8月を振り返ると、月の前半と後半で売買の勢いにかなり差があります。

上旬から中旬にかけては、決算発表後に急落した銘柄を拾い、その後の反発で利益確定できた取引が多くありました。

一方、下旬に入ると、そうした取引がうまく噛み合わなくなり、利益確定だけでなく売買そのものが低調になっています。

この記事のポイント
・8月の実現利益は約727万円
・利益確定した銘柄は34銘柄
・最大利益は三井住友FGの約120万円
・上旬・中旬は決算急落銘柄を拾う取引が機能
・下旬は利益確定も売買件数も減少

7月・8月の取引を比較

まずは前月と比較します。

区分 2026年7月 2026年8月
実現損益 約1,535万円 約727万円
利益確定銘柄 37銘柄 34銘柄
信用新規買い 92件 133件
信用返済売り 202件 137件

※信用取引は約定件数です。

利益額は7月の約1,535万円から約727万円へ大きく減りました。

ただ、7月は太陽誘電だけで約487万円の利益がありました。

一方、8月は最大の三井住友FGでも約120万円です。

8月は、特定の1銘柄で大きく稼いだというより、多くの銘柄で利益を積み上げた月でした。

信用新規買いは7月の92件から133件へ増加。

決算発表後に大きく下げた銘柄を買い、その後の反発で返済する取引が、前半では比較的うまく機能しました。

8月利益貢献ランキングTOP5

8月中に確定した利益を銘柄別に合算しました。

順位 銘柄 実現利益
1 三井住友FG 約120万円
2 三菱UFJ FG 約66万円
3 丸紅 約37万円
4 NTT 約30万円
5 トヨタ自動車 約29万円

上位5銘柄の合計は約281万円。

8月の実現利益約727万円の4割弱です。

6位以下にも、メック約25万円、富士通約25万円、INPEX約25万円、関東電化工業約23万円、野村マイクロ・サイエンス約22万円と続きました。

※8月の実現利益、利益確定銘柄数、利益上位銘柄と月内の売買傾向をまとめたものです。

三井住友FGで約120万円

8月で最も利益が大きかったのは、三井住友フィナンシャルグループでした。

実現利益は、

1,197,927円。

約120万円です。

現物では長期保有していますが、信用取引では短期売買も行っています。

8月も下落した場面で信用買いを入れ、反発したところで順次利益を確定しました。

一度に大きく売るのではなく、複数の建玉を分けて返済する取引が中心でした。

三菱UFJでも約66万円

2位は三菱UFJフィナンシャル・グループ。

実現利益は、

約66万円。

こちらも現物保有とは別に、信用取引で短期売買しています。

8月後半にまとまった利益確定があり、三井住友FGと合わせると、メガバンク2銘柄で約186万円の利益になりました。

銀行株は、8月も利益の中心の一つでした。

丸紅、NTT、トヨタも利益に貢献

3位以下はかなり接戦です。

丸紅が約37万円、NTTが約30万円、トヨタ自動車が約29万円。

いずれも、一度の取引で大きな値幅を狙ったというより、下落したところを買い、反発したところで返済する取引です。

8月は決算発表後に大きく下げた銘柄を拾う場面が多く、こうした大型株でも短期間の反発を狙った売買を繰り返しました。

特にトヨタは、下落局面でまとまった株数を買い、その後の戻りで複数回に分けて利益を確定しています。

丸紅やNTTも同じように、株価が下げた場面で信用買いを入れ、戻ったところで返済しました。

私の場合、短期売買では、

「下がったところを買って、戻れば売る」

というパターンが多くなっています。

チャートをきれいに読んでいるわけではありません。

決算急落銘柄を拾えた上旬・中旬

8月の売買を上旬・中旬・下旬に分けると、利益確定のペースにはかなり差がありました。

期間 実現利益
8月上旬 約241万円
8月中旬 約340万円
8月下旬 約147万円

最も利益が大きかったのは中旬です。

上旬から中旬にかけては、決算発表後に株価が大きく下げた銘柄を拾い、その後の反発で利益確定できた取引が比較的多くありました。

業績そのものが致命的に悪いわけではないのに、決算内容への失望や期待との差で大きく売られる銘柄があります。

そうした急落場面で買い、短期間で戻ったところを売る。

8月前半は、この取引がうまく噛み合いました。

メック、富士通、関東電化工業、野村マイクロ・サイエンスなどでも利益を確定しています。

中旬だけで約340万円。

月間利益の半分近くを、この期間で積み上げました。

下旬は売買そのものが低調に

一方、下旬に入ると流れが変わりました。

実現利益は約147万円。

上旬・中旬と比べると、かなりペースが落ちています。

大きかったのは、利益率が悪化したというより、利益確定できる売買そのものが減ったことです。

前半に機能していた、

「決算急落銘柄を拾って、反発で売る」

というパターンが、下旬ではうまく噛み合わなくなりました。

新しく買っても短期間では戻らなかったり、そもそも狙いたい急落銘柄が少なかったりして、売買そのものが低調になりました。

月前半と比べると、明らかに勢いは落ちています。

8月を振り返ると

8月に利益を確定した銘柄は34銘柄。

最大利益は三井住友FGの約120万円でしたが、それ以外は20万円、10万円、数万円という利益の積み重ねです。

ただし、そのペースは月を通して一定ではありませんでした。

上旬・中旬は決算急落銘柄を拾う取引が機能。

下旬は同じような取引機会が減り、利益確定も売買件数も減少しました。

月間利益の727万円という数字だけを見るより、前半と後半の違いまで振り返った方が、8月の売買実績をよく表していると思います。

まとめ

2026年8月の実現利益は、

7,271,187円、約727万円

でした。

利益を確定したのは34銘柄。

最大利益は三井住友FGの約120万円で、三菱UFJの約66万円、丸紅の約37万円、NTTの約30万円、トヨタ自動車の約29万円と続きました。

8月前半は、決算発表後に急落した銘柄を拾い、その後の反発で利益確定する取引が比較的うまく機能しました。

一方、下旬になると同じパターンで利益を出せる場面が減り、売買そのものも低調になりました。

8月を一言で振り返ると
34銘柄で約727万円。
決算急落銘柄を拾えた前半で利益を積み上げ、下旬に売買の勢いが落ちた1か月でした。

ソニーFGを13万株まで信用買い|長い低迷の中でナンピンし、最後にリカバリー

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