2026年7月7日火曜日

太陽誘電①|決算後急落を拾ったが、買いのタイミングは早かった

今回は、太陽誘電の取引を振り返ります。

太陽誘電は、このあと現物購入、信用買いの利確、現引き、現物売却、さらに信用売りまで続いていく銘柄です。

現在の太陽誘電は、AIサーバー向けの電子部品需要への期待もあり、かなり過熱感のある銘柄として見ています。

ただ、この取引の始まりは、急騰局面ではありません。

最初の入口になったのは、2024年11月の決算発表後の急落でした。

この記事のポイント
・決算跨ぎではなく、決算発表後の急落を見て太陽誘電を買った
・2024年11月8日に信用買いで1,000株を購入
・急落後に買ったため傷は浅かったが、その後さらに下落して初期は含み損になった
・反省点は株数ではなく、買いのタイミングだった

村田製作所では、決算を跨いで保有したあとに株価下落を受けました。

その経験から、決算発表前に勝負するよりも、決算発表後に悪材料が出て大きく売られた優良企業を拾う方がよいのではないかと考えるようになっていました。

太陽誘電の最初の買いは、まさにその考え方で入った取引です。

決算発表後に株価が急落したところを見て、信用買いで1,000株を購入しました。

最終的には大きな利益につながりましたが、最初からきれいにうまくいったわけではありません。

結論から言うと、決算後の急落を拾った考え方は悪くなかったと思います。

ただ、買いのタイミングは少し早かったです。

村田製作所で感じた決算跨ぎの難しさ

この少し前に、村田製作所の取引がありました。

村田製作所では、決算を跨いで保有したあとに株価下落を受けました。

決算前に買う場合、発表内容が良ければ上がります。

しかし、悪ければ一気に売られます。

決算前の時点では、その内容を正確に読むことはできません。

この経験から、決算発表前に買って結果を待つよりも、悪材料が出たあとに売られたところを拾う方がよいのではないかと考えるようになりました。

決算跨ぎよりもリスクを抑えやすく、プラスを取りやすいのではないか。

太陽誘電の買いは、そう考え始めた頃の取引でした。

太陽誘電はどんな会社か

太陽誘電は、積層セラミックコンデンサやインダクタ、通信用デバイスなどを手がける電子部品メーカーです。

スマートフォン、自動車、通信インフラ、産業機器などに使われる電子部品を展開しています。

自分の中では、村田製作所と同じく、電子部品株として一定の安心感を持って見ていた銘柄でした。

もちろん、電子部品株は景気や在庫循環の影響を受けます。

それでも、優良な電子部品メーカーであれば、悪材料で大きく売られた場面はいずれ見直される可能性があるのではないか。

当時は、そう考えていました。

決算発表後の急落を買った

太陽誘電は、2024年11月7日に決算を発表しました。

このとき、通期業績予想の下方修正も出ています。

市場の反応は厳しく、翌11月8日に株価は大きく下落しました。

ここで、自分は太陽誘電を信用買いしました。

売買履歴では、2024年11月8日に信用買いで1,000株を購入しています。

約定日 取引 株数 平均単価 損益 メモ
2024/11/08 信用買い 1,000株 約2,343円 - 決算発表後の急落を見て購入

この買いは、決算前に先回りしたものではありません。

決算発表後に悪材料が出て、株価が大きく売られたところを拾いにいった取引です。

村田製作所で感じた決算跨ぎの反省を踏まえると、考え方としては一歩前進だったと思います。

決算発表前に買って結果を待つのではなく、悪材料が出たあとに買う。

その分、決算発表直後の急落をまともに受けるリスクは避けられます。

ただし、買いは早かった

問題は、買ったあとです。

2024年11月8日に1,000株を買いましたが、株価はすぐには反発しませんでした。

むしろ、そこからさらに下落しています。

11月中旬から12月中旬にかけて、株価は2,100円前後まで下げました。

買値は約2,343円なので、初期は普通に含み損です。

1,000株保有しているので、買値から200円ほど下がれば、ざっくり20万円程度の含み損になります。

実際、購入直後からしばらくは、含み損を抱える時間が続きました。

反省点
決算後の急落を拾った考え方自体は悪くなかったと思います。
ただし、急落翌日にすぐ1,000株を買ったため、その後の下落でしばらく含み損を抱えることになりました。

ただし、決算発表前から持っていたわけではありません。

決算発表後に大きく下落したあとで買っているため、決算跨ぎで急落をまともに食らった場合と比べれば、傷は浅かったとも言えます。

ここが、村田製作所の時とは違う点でした。

決算後に大きく売られたところを買ったので、下落の第一波は避けられています。

ただ、それでも急落翌日が底だったわけではありません。

悪材料が出た直後は、最初の投げ売りだけで終わらないことがあります。

見切り売りが続き、市場が悪材料を織り込むまでに時間がかかることもあります。

太陽誘電も、まさにそういう動きでした。

急落した翌日に買いましたが、その後もしばらく株価は弱く、すぐには戻りませんでした。

反省点は株数ではなくタイミング

この取引で反省しているのは、1,000株という株数ではありません。

当時の資金状況からすると、太陽誘電を1,000株買ったこと自体が大きすぎたわけではありません。

ナンピンする余力も十分にありました。

実際、このあと現物でも買い増しています。

反省点は、ポジションの大きさではなく、買うタイミングです。

急落翌日にすぐ入るのではなく、数日から数週間の値動きを見てからでもよかった。

もしくは、急落直後に買うとしても、その後の売りが落ち着くのを確認してから追加する方が、より落ち着いた取引になったと思います。

今回の太陽誘電は、結果的には利益になりました。

しかし、購入直後から含み損になったという意味では、買いのタイミングは早かったです。

まとめ

太陽誘電の最初の買いは、村田製作所で感じた決算跨ぎの反省から生まれた取引でした。

決算発表前に勝負するよりも、優良企業が決算発表後に悪材料で売られたところを拾う。

その方が、決算跨ぎよりもリスクを抑えやすく、プラスを取りやすいのではないか。

そう考えて、2024年11月8日に信用買いで1,000株を購入しました。

考え方自体は、今振り返っても悪くなかったと思います。

決算発表後に急落したところで買ったため、決算跨ぎで急落をまともに受けるよりは、傷は浅く済みました。

ただし、決算後に急落したからといって、そこが底とは限りません。

太陽誘電も、購入後にさらに下落し、初期は含み損になりました。

1,000株という株数が大きすぎたとは思っていません。

ナンピンする余力もありました。

それでも、買いのタイミングは少し早かったと思います。

悪材料で売られた優良企業を狙う場合でも、少し時間を置いて株価の落ち着きを見ることは必要でした。

次回は、このあと太陽誘電を現物でも購入し、信用買いの一部を利確し、残りを現引きしていく流れを振り返ります。

最初の買いは含み損から始まりました。

そこからどのように現物300株の保有につなげたのか。

第2部では、その部分を整理していきます。

投資に関するご注意

本記事は、筆者自身の投資経験や売買記録をもとにした個人的な振り返りであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 株式投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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