この記事では、米国株で日本株投資の原資を作った時代から、メガバンクの長期保有、信用取引、配当と利益を使った現引きまで、私の資産形成史を全7回の記事で紹介します。
投資を始めたのは1996年。最初から今の投資スタイルだったわけではなく、運用先や資金の使い方を変えながら、現在の保有資産につながっていきました。
「なぜ米国株から日本株へ移ったのか」「配当や売買利益をどう保有株として残したのか」。個別銘柄の売買記録だけでは見えにくい、資産形成全体の流れをまとめています。
資産形成の流れと、各記事でわかること
| 主な時期・位置づけ | 記事 | この回でわかること |
|---|---|---|
| 2001年〜2019年ごろ | ① 米国株時代 | 日本株投資の原資を育てた経緯 |
| 2019年〜2020年ごろ | ② 日本株への資金移動 | 米国株で作った資金を日本株へ移した理由 |
| 2020年前後〜2021年ごろ | ③ メガバンクの買い増し | 移した資金で日本株の保有を厚くした転換点 |
| その後の長期保有 | ④ メガバンクが資産の柱へ | 配当目的の保有が資産形成に果たした役割 |
| 2021年以降の運用 | ⑤ 信用取引の拡大とリスク | 現物株を担保に取引を広げた経緯と危うさ |
| 配当・利確益の再投資 | ⑥ 現物資産への積み上げ | 利益を現引きの原資にした仕組み |
| 補足編:2021年の転機 | ⑦ 信用金利0.5% | 信用取引の使い方が変わった背景 |
※時期は資産形成の大まかな目安です。日本株と米国株、現物投資と信用取引は並行して行っていた期間もあります。
初めて読む方は①から順番にどうぞ。配当と長期保有に関心がある方は③・④、信用取引と現引きに関心がある方は⑤〜⑦からでも読めます。
① 日本株投資の原資を育てた米国株時代
2001年に始めた米国株投資は、後の日本株投資の原資になりました。MicrosoftやPfizerなどの米国株、海外ETFを保有していた時代です。
この回では、米国株で資金を育てた経緯と、その資金が現在の日本株資産につながる出発点になったことを振り返ります。
投資歴30年の資産形成史①|日本株投資の原資を作ってくれた米国株時代
② 米国株で作った資金を、なぜ日本株へ移したのか
2019年から2020年ごろにかけて、米国株を売却し、日本株へ資金を振り向けていきました。
米国株を持ち続ける選択肢もある中で、なぜ運用先を変えたのか。この回では、資金を移した理由を振り返ります。日本株の購入記録を読む前に、その原資がどこから来たのかを知るための回です。
投資歴30年の資産形成史②|米国株で作った資金を日本株へ移した理由
③ 移した資金で、メガバンクの保有を厚くした
日本株へ移した資金の重要な投資先になったのが、メガバンクでした。2021年には、三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGを中心とする保有構成が固まってきます。
②が「資金を移した理由」なら、③は「移した資金を何に投じたか」。メガバンクの買い増しが、日本株資産の土台を作った転換点を扱います。
投資歴30年の資産形成史③|米国株資金でメガバンクを買い増した転換点
④ 配当目的の保有が、日本株資産の柱になった
買い増したメガバンク株を、その後どう持ち続けたのか。③の購入・買い増しに続き、④では長期保有の結果を振り返ります。
配当を目的に持っていた株が、資産全体の中で大きな存在になっていく過程がテーマです。一方で、同じ業種への集中が強まった点も、資産が増えた結果と合わせて考える必要があります。
投資歴30年の資産形成史④|配当目的のメガバンク株が日本株資産の柱になった
⑤ 現物株を担保に、信用取引を広げた経緯とリスク
2021年に野村證券で信用取引を本格化させ、現物株を担保に売買するスタイルが広がりました。信用取引自体は、それ以前から行っていました。
この回では、現物資産を土台に取引が広がった経緯と、その裏側にあったリスクを振り返ります。現物株と信用買いの両方が下がれば、資産の減少と担保余力の低下が重なる。この危うさも、資産形成史の一部です。
投資歴30年の資産形成史⑤|現物資産を土台に広がった信用取引、その裏にあったリスク
⑥ 配当と信用利益を、どう現物株として残したのか
配当や信用取引の利確益は、現引きの原資にもなりました。現引きとは、信用買いした株の購入代金を払い、現物株として保有することです。
⑤が「取引の広がりとリスク」なら、⑥は「得た資金の使い道」。利益を現物株に変えて残す仕組みを振り返ります。現引き自体で利益が増えるわけではなく、保有方法を変えるために資金を使います。
投資歴30年の資産形成史⑥|配当と信用利益は、どう現物資産へ変わったのか
⑦ 補足編|信用金利0.5%が、取引の使い方を変えた
最後は2021年の転機に戻り、野村證券で信用金利0.5%を利用していた時期を振り返ります。0.5%は当時の条件です。
⑤・⑥の運用が広がった背景として、金利条件が信用取引の使い方にどう関わったのかを扱います。金利負担が軽くても、株価下落や建玉を大きくしすぎるリスクは残ります。
投資歴30年の資産形成史⑦|野村の信用金利0.5%で、信用取引の使い方が変わった
資産の積み上げと、途中で取ったリスクを記録する
米国株で原資を育て、日本株へ移し、配当と利確益を現物株に変えて残す。今の資産は、こうした積み重ねにつながっています。
ただし、その時々に先の展開まで分かっていたわけではありません。長期保有が報われた一方で、集中投資や信用取引には危うい面もありました。資産が増えた結果と、途中の判断の妥当性は、分けて振り返りたいと思います。
個別銘柄での買い増し、利確、現引きの具体的な記録は、「億り人の全トレード履歴|主要銘柄の売買記録まとめ」からご覧ください。
投資に関するご注意
本記事は、筆者自身の投資経験や売買記録をもとにした個人的な振り返りであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 株式投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

0 件のコメント:
コメントを投稿