前回の記事では、太陽誘電を決算後の急落で信用買いしたところまでを書きました。
決算発表前に勝負するよりも、決算後に売られたところを拾う。
考え方としては悪くなかったと思っています。
ただ、急落翌日に1,000株を買ったため、その後の下落も受けることになりました。
今回は、その続きです。
含み損の中で現物200株を購入し、その後の反発で信用買い900株を利確。残り100株は現引きして、最終的に現物300株に整理した流れを振り返ります。
結果としては、かなりきれいにまとまった取引でした。
・含み損の中で、配当金を原資に現物200株を購入した
・信用買い900株は反発局面で利確した
・残り100株は現引きし、現物300株体制に整理した
太陽誘電の売買の流れ
今回の記事で扱う売買は、以下の通りです。
| 約定日 | 取引 | 株数 | 平均単価 | 損益・金額 | メモ |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024/11/08 | 信用買新規 | 1,000株 | 約2,343円 | - | 決算後急落を見て購入 |
| 2024/12/09 | 現物買付 | 200株 | 約2,168.5円 | 約434,224円 | 下落後に現物で追加購入 |
| 2025/02/10 | 信用返済売り | 900株 | 約2,661円 | +280,295円 | 信用買いの大部分を利確 |
| 2025/02/10 | 現引き | 100株 | 約2,342.5円 | 約235,198円 | 残り100株を現物化 |
※損益は売買履歴データ上の実現損益をもとにしています。現引きは新規買いではなく、信用建玉を現物化した取引として整理しています。
最初の信用買いは、2024年11月8日です。
決算後の急落を見て、「ここは拾ってもよい」と判断しました。
しかし、株価はすぐには反発しませんでした。
11月中旬から12月中旬にかけて弱い動きが続き、信用買い1,000株は含み損状態になります。
ここからどう整理するかが、第2部の中心です。
※当時の株価推移と主な売買ポイントのイメージです。
含み損の中で現物200株を買った
2024年12月9日、太陽誘電を現物で200株購入しました。
単価は約2,168.5円です。
最初の信用買いが約2,343円だったので、それより低い水準で買えています。
現物買いの原資は、メガバンク株などから受け取った配当金です。
自分の投資では、配当金を使って現物株を少しずつ増やしていくことがあります。今回の太陽誘電200株も、その流れの中で買ったものです。
もう一つ、今回は現引きではなく、あえて現物を買いました。
これまでなら、手元資金がある場合は、含み損の信用建玉を現引きすることも多かったです。
信用ポジションを減らせるからです。
ただ、含み損の建玉を現引きしても、信用の含み損が現物の含み損に変わるだけです。
今回は信用倍率にも余裕があり、無理に現引きする必要はありませんでした。
そのため、信用建玉はそのままにして、別で現物200株を買いました。
太陽誘電は電子部品株として見ており、現物で持ってもよい銘柄だと考えていました。
とはいえ、この時点で反発が確認できていたわけではありません。
株価はまだ弱く、さらに下がれば現物200株も含み損になります。
安く買えたとも言えますが、リスクがなかったわけではありません。
2025年2月に信用買いを利確
その後、2025年2月に株価は反発しました。
2025年2月10日、信用買い1,000株のうち900株を返済売りしました。
平均単価は約2,661円。
実現損益は+280,295円です。
一時は含み損だった取引が、最終的には利益になりました。
ここは素直に良かった点です。
反発したあとも欲張って1,000株を持ち続けていれば、また含み損に戻っていた可能性もあります。
利益が出たところで、信用ポジションの大部分を軽くできた。
今回の900株利確は、出口としては悪くなかったと思います。
この時点で、決算後急落を拾った取引は、いったん利益として形になりました。
残り100株は現引きした
信用買い1,000株のうち、900株は返済売りしました。
残り100株は、売らずに現引きしました。
現引き価格は約2,342.5円です。
これにより、12月に現物で買っていた200株と合わせて、太陽誘電は現物300株の保有になりました。
ここが今回の取引で一番重要なところです。
信用買いを単なる短期売買で終わらせず、一部を現物化しました。
・900株は利確して利益を確定
・100株は現引きして長期保有へ
・現物200株と合わせて、300株だけ残す
短期の反発利益を取りながら、将来の上昇余地も残した形です。
自分としては、かなり納得感のある整理でした。
良かった点と反省点
今回の良かった点は、信用買い900株を利確できたことです。
最初は含み損でしたが、反発したところで欲張りすぎず、信用ポジションの大部分を利益確定できました。
さらに、残り100株を現引きしたことで、現物保有にもつなげられました。
12月に買った現物200株と合わせて、太陽誘電を300株保有する形にできたのは、取引としてはきれいだったと思います。
決算後急落を拾う考え方は悪くありませんでした。ただ、急落翌日にすぐ1,000株買ったことで、その後の下落を受けました。利益になったからといって、最初の入り方まで正しかったとは言い切れません。
反発が遅れていれば、含み損を抱えたまま、さらに長く耐える必要がありました。
12月の現物買いも、さらに下がれば含み損を増やしていた可能性があります。
急落後の買いは、タイミングが早すぎると、その後の精神的負担が大きくなります。
ここは第1部から続く反省点です。
まとめ
今回は、太陽誘電の第2部として、現物購入、信用買いの利確、現引きまでを振り返りました。
流れを整理すると、
配当金で現物200株を別に購入。
反発後に900株を利確。
残り100株を現引き。
結果として、現物300株に整理した取引です。
2025年2月の信用返済売りでは、+280,295円の利益を確定できました。
最初の買いタイミングは早かったです。
ただ、その後の対応としては、信用ポジションを利益確定しながら、一部を現物化できました。
この点では、比較的うまく整理できた取引だったと思います。
この300株が、のちの2026年6月の急騰後の現物売却につながります。
次回の第3部では、その現物300株をなぜ売却したのかを振り返ります。
投資に関するご注意
本記事は、筆者自身の投資経験や売買記録をもとにした個人的な振り返りであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 株式投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。


0 件のコメント:
コメントを投稿