2026年10月17日土曜日

ソニーFGを13万株まで信用買い|長い低迷の中でナンピンし、最後にリカバリー

今回は、ソニーフィナンシャルグループの信用取引を振り返ります。

2025年12月に最初の3万株をいったん利確。

その後、2026年2月に158.2円で3万株を再び信用買いしたところから、長い低迷につき合うことになりました。

それでも、配当利回りの高さと金融事業への見方から悲観せず、140円前後から135円台までナンピンを継続。

最終的には信用建玉が13万株まで増えましたが、株価が戻ったところでまとめて返済しました。

今回一番難しかったのは、下落中に持ち続けることよりも、 株価が戻ったあと、どこまで利益を伸ばせるか だった気がします。

ソニーFGの信用取引を「再エントリー → 長期低迷 → ナンピン → リカバリー」の流れでまとめたものです。

最初の3万株はいったん利確

最初に信用買いしたのは2025年10月です。

154.9円で1万株を買い、その後145.4円で2万株を追加。

12月に151円台まで戻ったところで3万株を返済し、

実現利益 +77,397円

最初の取引では、下がったところで買い増したことがうまく機能し、比較的短期間で終了しています。

ここで一度、信用ポジションはなくなりました。

158.2円で再び3万株

2026年2月20日。

今度は、

158.2円で3万株

を信用買いしました。

しかし、その後の株価は低迷します。

その少し前の2月13日、ソニーFGは2026年3月期の経常利益予想を 1,220億円から790億円へ35.2%下方修正 していました。

主な理由は、ソニー生命がALMに基づいて債券ポートフォリオを組み替える中で、有価証券売却損の増加を見込んだことです。

参考: ソニーフィナンシャルグループ「業績予想の修正について」

さらに需給面でも重さがありました。

4月24日時点では信用買い残が約1億5,860万株、信用倍率も23.07倍まで上昇。

一方、7月3日には信用買い残が約1億125万株まで減少しています。

低迷期には大量の信用買い残が上値を重くしていた一方、戻り局面では需給の重さも少しずつ和らいでいたと見ています。

それでも買い下がった理由

ただ、自分はソニーFGそのものを悲観してはいませんでした。

業績予想は下方修正されましたが、同じ2月13日に期末配当予想は 3.5円から3.8円へ引き上げ られています。

参考: ソニーフィナンシャルグループ「配当予想の修正について」

さらにソニーFGは、株主還元について配当を重視し、安定的な配当成長を目指す方針を示しています。

自分としては、

「業績予想は悪化したが、金融事業や株主還元まで崩れたわけではない」

という見方でした。

もちろん、自分は下がった銘柄を何でもナンピンするわけではありません。

今回は、配当方針と金融事業への見方が崩れていないと判断したからこそ、下がったところで買い増しました。

140円前後から135円台まで買い下がる

5月以降は、140円前後から135円台まで断続的に買い増しました。

やっていたことはシンプルです。

下落する中で買い増し、平均買値を下げていく。

途中、139.2円で買った4万株については、購入資金ができたため現引きしました。

安い建値だったので、そのまま現物で保有してもよいと考えたためです。

チャートで見ると流れが分かりやすい

2025年12月の利確、2026年2月の再エントリー、その後のナンピンと7月の返済をプロットしたチャートです。

チャートを見ると、今回の取引はかなり分かりやすいです。

2025年12月に一度利確したあと、2026年2月に再びポジションを取ります。

そこから数か月低迷する中でナンピンを続け、7月に株価が146.4円まで戻ったところで信用13万株をまとめて返済しました。

高いところで入り、その後の下落で平均買値を下げ、最後の戻りでリカバリーした。

今回の取引は、ほぼこの一言に集約できます。

13万株を146.4円で返済

7月2日。

株価が146.4円まで戻ったところで、

信用13万株をすべて返済しました。

2月から4か月以上かかりましたが、その間に買い増したことで平均買値を下げることができました。

この13万株の取引は、

実現利益 +229,731円

で終了しました。

さらに6月には、信用建玉に対する配当金として、 96,540円 も受け取っています。

配当利回りを理由の一つとして持ち続けていたので、実際に配当が入ったことも、低迷局面で保有を続ける支えになりました。

その後、8月にも短期売買

7月に13万株を返済したあと、8月には3万株を短期で売買し、 +174,471円 の利益となりました。

こちらは、それまでの長い取引とは違い、短期間で完結しています。

信用取引の売買益は65万2,011円

返済時期 実現損益
2025年12月 +77,397円
2026年6月 +170,412円
2026年7月 +229,731円
2026年8月 +174,471円
合計 +652,011円

さらに信用建玉に対する配当金、

+96,540円

を合わせると、

売買益+配当金 合計 +748,551円

となりました。

難しかったのは、戻ったあと

今回については、信用建玉が13万株まで増えたこと自体を大きな反省点とは考えていません。

信用余力から見れば、まだ余裕を持って保有できる範囲でした。

むしろ気になったのは、

146.4円で少し早めに利益確定したことです。

長く含み損だったポジションがようやくプラスに戻ると、「ここで一度終わらせたい」という気持ちが強くなります。

今回もそうでした。

146.4円で13万株を返済したあと、株価はさらに上昇しています。

もう少し待てていれば、利益を伸ばすことはできました。

ただ、これは結果を知っている今だから言える話です。

その時点では、数か月続いた含み損から抜け出し、大きなポジションをプラスで整理できる場面でした。

そこで利益を確定した判断自体が間違っていたとは思っていません。

今回改めて感じたのは、

含み損に耐えること以上に、含み損が解消したあと、どこまで利益を伸ばせるかの判断が難しい。

まとめ

ソニーFGでは、一度利確したあと158.2円で再び買ったところから、長い低迷につき合うことになりました。

その間にナンピンを続けて平均買値を下げ、最終的には146.4円で13万株を返済。

信用取引の売買益は+652,011円、配当金を含めると+748,551円となりました。

今回特に印象に残ったのは、含み損が解消したあと、どこまで利益を伸ばすかという判断です。

損失に耐えることと同じくらい、利益を伸ばすまで待つことも難しい。

今回の取引では、そこを改めて感じました。

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投資に関するご注意

本記事は、筆者自身の投資経験や売買記録をもとにした個人的な振り返りであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 株式投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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