2026年8月28日金曜日

東京エレクトロン1,200株を約22万円で利確②|上昇直前で手放し、大魚を逸す

前回の記事では、2022年に東京エレクトロンを6万円台から買い始め、下落中も買い増した取引を振り返りました。

半導体サイクルはいずれ回復すると考え、狙っていたのは次の上昇局面です。

そして2023年。

ようやく株価が戻り始め、本来ならここからが待っていた相場でした。

ところが私は、その上昇をほとんど取れないまま、5月に1,200株をすべて売却してしまいます。

売却額は約2,200万円。

利益は、わずか218,117円でした。

この記事のポイント
・下落中に買い増し、次の半導体サイクルでの上昇を狙っていた
・2023年5月の決算発表で業績見通しの悪化を見て全株売却
・1,200株、約2,200万円を売却した利益は218,117円
・その後、株価は下がらず上昇していった

ようやく含み損から抜け出した

2022年末にも東京エレクトロンの信用建玉は残っていました。

2023年1月11日には200株を平均42,905円で返済売りし、154,773円を利益確定。

さらに3月29日には47,970円で100株を信用買いしました。

その後、東京エレクトロンは1対3の株式分割を実施し、分割後に残った信用建玉は1,200株です。

2023年に入ると株価は回復し、長く続いた含み損もようやく解消されていきました。

本来なら、ここからさらに持ち続けるつもりでした。

そもそも2022年に下落中でも買い増したのは、

「半導体サイクルが回復すれば、東京エレクトロンは大きく上がる」

と考えていたからです。

含み損がなくなった程度で終わるために、あれだけ買い下がっていたわけではありません。

決算発表で業績悪化を見て、一度手じまいした

ところが2023年5月の決算発表時に、東京エレクトロンから業績見通しの悪化が示されました。

半導体市場が弱いこと自体は以前から分かっていましたが、会社側から厳しい見通しが示されると、

「半導体市況の低迷は、もう少し続くのではないか」

と考えるようになりました。

ちょうど株価が戻り、含み損から抜け出せた時期でもあります。

東京エレクトロンの将来性を否定したわけではありません。

一度ここで手じまいし、株価が下がったところで買い直すつもりでした。

そこで5月、1,200株を3回に分けてすべて売却しました。

約定日 株数 売却単価 実現損益
2023/05/12 300株 16,130円 +37,590円
2023/05/18 300株 18,350円 +108,480円
2023/05/26 600株 平均19,430円 +72,047円
合計 1,200株 平均18,335円 +218,117円

約2,200万円分の株を売って、利益は約22万円。

利益率にすれば、おおむね1%です。

一応、利益ではあります。

ただ、2022年の下落中に何度も買い増し、次の上昇を待っていた取引としては、何とも微妙な結果でした。

※2022年の買い増しから、2023年5月の全株売却までの流れを整理したものです。

下がったら買い直すつもりだった

売却した時点では、株価が再び下がると考えていました。

業績見通しは悪化し、半導体市況もまだ弱い。

ならば、もう一度安く買える場面が来るだろう。

そう考えていました。

ところが、その下落は来ませんでした。

私が手放した後も、株価はそのまま上昇していきます。

買うときも売るときも、一歩遅かった

今振り返ると、この取引の一番大きな反省点はここです。

2022年には好業績を見て買い増しましたが、株価はその先の業績悪化を先取りしていました。

2023年には悪化した業績見通しを見て売りましたが、今度は株価がその先の回復を先取りしていました。

反省点
買うときも売るときも、公表された業績に引っ張られ、株価より一歩遅れて判断していました。

※2022年と2023年で、業績を見た私の判断と株価の動きを比較したものです。

私は半導体サイクルがあることを分かっているつもりでした。

それなのに、実際に業績悪化が数字として見えると弱気になり、本来待っていたはずの上昇局面を前に降りてしまいました。

このザマである。

約22万円の利益より、逃した上昇が残った

2023年の東京エレクトロン全体では、1月の利益も含めて372,890円の実現利益になっています。

損をしたわけではありません。

それでも、この取引で強く残っているのは利益額ではなく、

「せっかく下落中に株数を増やしたのに、上昇直前で全部売ってしまった」

という感覚です。

まさに大魚を逸した、という気分でした。

この反省はレーザーテックで生きた

この東京エレクトロンでの早売りは、その後の半導体株の取引でも意識することになりました。

特にレーザーテックでは、

「東京エレクトロンのように、上昇前に全部手放してしまわないようにしたい」

という思いがありました。

結果としてレーザーテックでは、上昇局面でもポジションを残しながら取引し、多くの利益を得ることができました。

まとめ|待っていた上昇の直前で降りた

振り返れば、好業績を見て買い、業績悪化を見て売るという判断が、どちらも株価の後追いになっていました。

下落中に買い増すことはできた。

しかし、本当に難しかったのは、その先の上昇まで持ち続けることでした。

東京エレクトロンは、利益額以上にその反省が残った取引です。

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投資に関するご注意

本記事は、筆者自身の投資経験や売買記録をもとにした個人的な振り返りであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 株式投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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