2026年5月3日日曜日

【トレード記録①】レーザーテック|小ロットスイングで売買を繰り返していた期間

小ロット回転で勝ち筋を探った1年半

― レーザーテック前半戦の記録(2023年〜2024年前半)

今回は、レーザーテックでのトレードのうち、2023年から2024年前半にかけての初期フェーズを振り返ります。
小ロットでのシンプルなスイング売買を中心に、実際の売却履歴もあわせて整理しました。

■ はじめに

今回は、レーザーテックでのトレードのうち、2023年から2024年前半にかけての初期フェーズを振り返ります。

本記事は、当時の売買を改めて見直し、自分がどのような考えでエントリーし、どのような判断で利益確定していたのかを整理するための記録です。

この時期は、まだ大きなポジションを持つというよりも、比較的小さなロットで売買を繰り返していました。

今振り返ると、トレードとしては非常にシンプルです。

安いと思ったところで買い、上がったら売る。

それを何度も繰り返していました。

一見すると地味な売買ですが、この初期フェーズが、その後のレーザーテック取引の土台になっていきます。

■ フェーズ概要(2023年〜2024年前半)

この期間に行っていたのは、特別な手法ではありません。

チャートを日々確認し、株価の動きを見ながら、「このあたりなら安いのではないか」と感じたところで買い、ある程度上昇したところで売る。

非常にシンプルなスイングトレードでした。

明確なテクニカル指標を使っていたわけでもなく、細かいルールを厳密に決めていたわけでもありません。

どちらかといえば、日々の値動きの感覚を見ながら、主観的に判断していた部分が大きかったと思います。

ただ、この時期はそれで大きく崩れることはありませんでした。

小ロットで入っていたこともあり、多少逆に動いても精神的な負担は小さく、落ち着いて売買できていました。

「難しく考えすぎず、無理をしない」
この感覚が、このフェーズの基本だったと思います。

■ トレード戦略(シンプルスイング)

この時期の売買は、100株から200株程度の小ロットが中心でした。

保有期間もそれほど長くなく、数日から数週間程度で売買を完結させることが多かったです。

大きな値幅を狙うというよりも、目先の上昇を取れれば十分という考え方でした。

  • 小ロット(100〜200株)での売買
  • 数日〜数週間のスイング
  • 深追いしない
  • 「安いと思ったら買い、高いと思ったら売る」を意識

含み益が出れば比較的早めに利益確定を行い、下がった場合もすぐに大きく損切りするというより、様子を見ながら対応していました。

この時点では、まだポジションが大きくなかったため、多少の下落であれば耐えることができました。

大きく勝つことよりも、無理をしないこと。そして、相場に長く残ること。このあたりを重視していたフェーズでした。

■ 売買の特徴

売買の中心となっていた価格帯は、おおむね2万円台から4万円台のレンジでした。

この時期のレーザーテックは値動きも大きく、短期間でもそれなりの値幅が出る銘柄でした。

そのため、うまく入れれば比較的短い期間でも利益を出すことができました。

一方で、値動きが大きいということは、逆に動いたときの含み損も大きくなりやすいということです。

この時期は小ロットだったため大きな問題にはなりませんでしたが、後から振り返ると、この値動きの大きさに対する感覚が少し甘かった部分もあったと思います。

上昇したら早めに売る。下落したら様子を見る。

この繰り返し自体は悪いものではありませんでした。ただ、トレンドを大きく取りにいくというよりも、レンジの中で回転させる意識が強く、結果として大きな上昇を取り切れない場面もありました。

■ 売却履歴

この初期フェーズでの売却履歴を整理すると、以下の通りです。

売却日 株数 売却価格 確定損益
2023/07/25100株20,675円+65,870円
2023/08/01200株約21,803円+32,850円
2023/08/08200株22,175円+190,778円
2023/08/28200株22,265円+279,838円
2023/11/01100株26,335円+102,279円
2024/02/13100株40,940円+480,567円
2024/02/22100株40,890円+88,624円
2024/03/01100株40,830円+103,844円
2024/03/19200株約40,560円+283,399円
2024/04/09200株41,260円+146,869円
2024/05/01300株40,490円+337,881円
合計 1,800株 - +2,112,799円

この期間の売却は、合計で1,800株。確定損益の合計は、+2,112,799円でした。

同日内の売却をまとめると、細かい明細よりも「どの時期にどれだけ利益確定したか」が見えやすくなります。

2023年は2万円台前半での売却が中心でしたが、2024年に入ると株価水準が大きく切り上がり、4万円前後での利益確定が増えています。

特に2024年2月から5月にかけては、40,000円前後で複数回の利益確定を行っており、初期フェーズとしては十分な結果が出ていた時期でした。

ただし、ここで利益を確定していた一方で、その後の値動き全体を取り切れていたわけではありません。

この点が、次第に自分の中で課題として残るようになります。

■ 良かった点

  • 小ロットにより精神的に安定していた
  • レーザーテック特有の値動きに慣れることができた
  • 自分のトレードの型の原型ができた

このフェーズで良かった点は、まず小ロットで始めていたことです。

100株、200株程度であれば、株価が多少逆に動いても精神的には耐えやすく、冷静に判断する余地がありました。

また、日々レーザーテックの値動きを追い続けたことで、銘柄特有の値動きにも少しずつ慣れていきました。

どのくらい動くのか。どの価格帯で反発しやすいのか。どのあたりで売りが出やすいのか。

もちろん正確に読めていたわけではありませんが、実際に売買を繰り返すことで、相場観のようなものは養われていきました。

この経験が、その後のトレードの原型になっていったと思います。

■ 反省点・課題

一方で、このトレードには明確な限界もありました。

  • 利益を伸ばしきれない
  • 強いトレンドに乗り切れない
  • 判断が主観に依存している

一番大きかったのは、利益を伸ばしきれなかったことです。

株価が大きく上昇する局面でも、含み益が出ると早めに利確してしまうため、結果として大きな値幅を取り逃すことがありました。

実際、この期間には株価が2万円台から4万円台まで上昇する場面がありました。

しかし、自分はその流れを大きく取るというよりも、途中で細かく利確を繰り返していました。

そのため、結果だけを見れば利益は出ているものの、上昇トレンド全体を取れたわけではありません。

また、判断が主観に依存していた点も課題でした。

「安いと思ったから買う」「そろそろ高いと思ったから売る」。

この判断は分かりやすい一方で、明確な基準がないため、相場環境が変わると対応が難しくなります。

特に下落局面では、「安い」と思って買った場所からさらに下がることがあります。

そのときに、また「さらに安くなった」と判断して買い増すと、ポジションは徐々に膨らんでいきます。

この時点ではまだ大きな問題にはなっていませんでしたが、後のフェーズでこの弱点がはっきり表面化していきます。

■ このフェーズで得た学び

この期間を通じて得た学びは、シンプルな手法の有効性と、その限界の両方でした。

「安いと思ったら買い、高いと思ったら売る」。

この考え方だけでも、一定の成果を出すことはできます。

特に、値動きのある銘柄で小ロットの売買を行う場合には、細かく利益を積み上げることも可能です。

しかし、その一方で、この方法には構造的な弱点もあります。

  • 下落局面では、買い下がることでポジションが増えやすい
  • 上昇局面では、早めに売ってしまうことで利益を取り逃しやすい

つまり、下げ相場ではリスクが膨らみ、上げ相場では利益を伸ばしにくいということです。

この点は、実際に売買を繰り返してみて初めて実感しました。

そして、この経験から少しずつ考え方が変わっていきます。

利益確定を急ぎすぎていないか。もう少しポジションを維持できないか。買い下がるなら、平均単価をどう管理するべきか。

こうしたことを意識するようになりました。

また、自分の中で明確になっていった方針の一つが、「基本的に損切りはせず、下落時はナンピンで対応する」というものでした。

もちろん、これは一般的にはリスクの高い考え方です。

ただ、自分のトレードでは、損切りよりもポジション管理と資金管理で対応する方向に意識が向いていきました。

■ まとめ

2023年から2024年前半にかけてのトレードは、「安いと思ったら買い、高いと思ったら売る」という非常にシンプルな売買の繰り返しでした。

小ロットで売買していたこともあり、精神的な負担は比較的小さく、日々の値動きを見ながら淡々とトレードを続けることができていました。

また、実際の売却履歴を見ても、この期間は細かく利益を確定しながら、着実に利益を積み上げることができていました。

確定損益としては、合計で200万円を超える利益となっており、初期フェーズとしては十分な結果だったと思います。

しかし同時に、この手法の限界も少しずつ見え始めていました。

下落局面では、ナンピンによってポジションが膨らみやすい。上昇局面では、早めの利確によって利益を取り逃しやすい。

この構造は、相場が安定しているうちは大きな問題になりません。

しかし、相場が下落トレンドに入ったときには、大きなリスクとして表面化します。

下げるたびに「まだ安い」と判断して買い増す。
さらに下がれば、また買う。
この繰り返しによって、気がつけばポジションは大きくなり、含み損も比例して膨らんでいく状態になっていきました。

そしてここから、レーザーテックのトレードは次のフェーズへと移ります。

次章:下落相場で地獄のナンピン

次章では、下落相場の中でナンピンを繰り返し、ポジションと含み損が膨らんでいった局面を振り返ります。

投資に関するご注意

本記事は、筆者自身の投資経験や売買記録をもとにした個人的な振り返りであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 株式投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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