2026年5月6日水曜日

【実録】レーザーテックで学んだトレードの現実⑤|総選挙相場に乗って、最後は現物600株へ

 フェーズ④では、2025年10月31日の利確によって、レーザーテックのポジションを大きく整理しました。

高い単価の建玉を売却し、全体として利益が出る形にする。
それによって信用余力を回復させ、他の銘柄にも入りやすい状態を作る。

同時に、レーザーテックの平均単価も大きく引き下げることができました。

あの時点でようやく、ただ耐えるだけの状態から、少しずつ次の展開を考えられる状態になっていました。

そして迎えたのが、2026年1月です。

年明けの相場は、総選挙報道とそれに伴う政策期待によって大きく上昇しました。
日本株全体に追い風が吹き、レーザーテックにもその流れが及びます。

ここで、長く続いたレーザーテックのトレードは、最後の整理局面に入ります。



年明け、相場の空気が変わった

2025年の春は、本当に厳しい相場でした。

トランプ関税による急落が直撃し、レーザーテックだけでなく、他の保有株も大きく下落しました。

ナンピンしたくても、すでに余力はありませんでした。
最悪期には信用維持率が50%を下回り、追証の危険も見えていました。

その時は、最悪の場合には借入まで考えていました。

そこから考えると、2026年1月の相場上昇は、本当に大きな転機でした。

総選挙への思惑、政策期待、そして日本株全体の上昇。
その流れに乗る形で、レーザーテックも大きく戻していきました。

ただ、ここで大事だったのは、上がったことそのものではありません。

上がった場面で、どう動くかでした。


1月14日、売却と現引きを同時に進める

まず大きな動きになったのが、2026年1月14日です。

この日、レーザーテックを複数回に分けて信用売決済しました。

売却単価は、

33,980円。
33,990円。
35,100円。

かなり高い水準で売却することができました。

同じ日に、13,755円の建玉100株を信用現引しています。

つまり、高く売れるものは売って利益を確定し、残したいものは現物に変える。
この二つを同時に進めた日でした。

以前の自分なら、上がったらすぐに全部売っていたかもしれません。
あるいは、もっと上がると思って何もできなかったかもしれません。

でもこの時は違いました。

売るものと残すものを分ける。
信用ポジションを減らしながら、長く持てる形に変えていく。

ようやく、ポジションを自分で整理できる状態まで戻ってきたのだと思います。


1月15日、さらに整理を進める

翌日の2026年1月15日にも、売却と現引きを続けました。

この日は、34,080円で100株を信用売決済。
そして、14,550円の建玉100株を信用現引しました。

前日に続いて、上昇局面を利用しながら信用ポジションを減らしていきます。

ここで意識していたのは、単に利益を出すことだけではありません。

信用取引のまま持ち続けると、相場が下がった時にまた維持率の問題が出てきます。
どれだけ含み益が出ていても、信用で持っている限り、相場急落時の不安は消えません。

だからこそ、残したい株は現物にする必要がありました。

利益を確定するだけでなく、次に大きく下がった時にも耐えられる形にしておく。
それが、この時の大きな目的でした。


1月22日、総選挙相場の上昇に乗る

次の大きな山場は、2026年1月22日です。

この日、レーザーテックを38,670円で100株、信用売決済しました。

38,670円という水準は、ここまで苦しんできたことを考えると、かなり大きな回復でした。

2025年春の急落時には、ここまで戻るとは簡単には思えませんでした。
ナンピンしたくても余力がなく、ただ耐えるしかなかった時期を考えると、この売却は大きな意味がありました。

同じ日に、14,965円の建玉100株を信用現引しています。

ここでも、やっていることは同じです。

高く売れるものは売る。
残したいものは現物にする。

総選挙報道による相場上昇は、間違いなく追い風でした。
正直に言えば、この上昇に助けられた部分は大きいです。

ただ、その上昇をただ眺めていたわけではありません。

上昇局面を使って、信用ポジションを減らし、現物株として残せる形に変えていきました。


2月9日、最後の現引き完了

そして、2026年2月9日。

レーザーテック100株を、14,555円で信用現引しました。

これで、2026年1月から進めてきた現引きは完了です。

2026年に入ってから現引きした分は、以下の通りです。

日付株数現引き単価
2026年1月14日100株13,755円
2026年1月15日100株14,550円
2026年1月22日100株14,965円
2026年2月9日100株14,555円

合計400株。

さらに、前年までにすでに200株を現引きしていたため、最終的にレーザーテックの現物保有は合計600株となりました。


一時は追証まで意識した信用ポジションが、最終的に現物600株に変わった。

これは、自分の中ではかなり大きな意味がありました。

もちろん、相場に助けられた部分はあります。
総選挙報道と政策期待による相場上昇がなければ、ここまできれいに整理することは難しかったと思います。

それでも、上がった場面で売るものを売り、残すものを現引きできたことは、結果的に大きかったです。


危険な信用ポジションから、持ち続けられる現物株へ

このフェーズで一番大きかったのは、利益の金額ではありません。

レーザーテックのポジションが、危険な信用ポジションから、持ち続けられる現物株に変わったことです。

フェーズ①では、小ロットで簡単に小遣い稼ぎができると思っていました。

フェーズ②では、下落相場でナンピンを繰り返しました。

フェーズ③では、余力がなくなり、追証リスクまで見えました。

フェーズ④では、ポジションを整理して余力を回復しました。

そしてフェーズ⑤では、総選挙相場の上昇を利用して、最後の信用ポジションを整理し、現引きを完了させました。

ここでようやく、レーザーテックのトレードは一区切りです。


相場に助けられたが、最後は整理できた

今回のトレードを振り返ると、きれいな勝ち方ではありません。

最初から計画通りだったわけでもありません。
途中では、完全に余力がなくなり、追証まで考えました。

正直、危ない場面もありました。

それでも、最後まで投げずに耐えたこと。
そして、相場が戻った時に、きちんとポジションを整理したこと。

この二つが、最終的な結果につながりました。

2026年1月の総選挙相場は、大きな追い風でした。
ただ、その追い風が来た時に、何をするかが大事でした。

高く売れるものは売る。
残したいものは現引きする。
信用ポジションを減らし、現物として長く持てる形に変える。

その結果、レーザーテックは最終的に現物600株となりました。

一時は追証まで考えたポジションが、最終的には長く持ち続けられる株になった。

これで、長く続いたレーザーテックの売買は一区切りです。

次回は、この一連のトレードから何を学んだのか。
成功だったのか、失敗だったのか。
そして、今後の自分の投資にどう活かすのかを振り返ります。

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